デッキを練りこむためには色々な人との議論が1番。ということで”生き残った男の子”の記事↓に対応して書いてみようと思う。
http://mxsxshx.diarynote.jp/201208160804228922/
他にも手持ちのデッキについて解説記事を書いてくれる方がいればより相互理解が進んで良いと思うのだけどそういう方はいないのだろうか。
さて内容の方だけど、どちらかと言うと《空召喚士ターランド》擁護の姿勢を取っているので天使ちゃん大好きな方は読まないことを進める。
ではまずそれぞれの特徴を列挙してみよう。
>《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner(M13)》
・同系において対処手段が限られるためクロック量の差で有利。
「《蒸気の絡みつき》でテンポを取られる」とよく言われるけど《空召喚士ターランド》が解決した後に優先権を持っているのはこちらなので《ギタクシア派の調査》や余ったマナで1体はトークンを出すことが出来る。
・デッキ構築の幅が狭くなる。
これはスペルの枚数のこと。とは言っても《秘密を掘り下げる者》を積んでいる時点である程度縛られるから大した問題でも無いと言える。ただサイド後にスペルの枚数が20枚以下にならないように注意しないといけないことと、たまに見かけるが《ギタクシア派の調査》を3枚とかにし難いって点(《空召喚士ターランド》の性質上ドロースペルを削ると弱くなる点)はある。
・《忌むべき者のかがり火》や全体除去に耐性が無い
これは素撃ちの場合の話だ。奇跡で撃たれる場合は大抵《修復の天使》であっても生き残らないし、もし生き残ってもブロッカーにはならないからそれほど違いは無いだろう。
もっともクロックが残るかそうでないかの違いはかなり大きいとも言える。
しかし耐性が無いと言っても《ギタクシア派の調査》でハンドは見れるし、その後トップされた場合は大抵即撃たれる(《秘密を掘り下げる者》や《聖トラフトの霊》が居れば《空召喚士ターランド》は展開しないことが多いため)か赤マナが出ないって状況だから皆が懸念する程では無いと考えている。
それでも十分問題ではあると思うが。
一方、全体除去の場合は《忌むべき者のかがり火》とは話が違っていて、それらを積んでいるデッキの場合はクロックが少ないから《秘密を掘り下げる者》や《聖トラフトの霊》を展開して除去られなければそのまま殴り勝ち、除去られたら《空召喚士ターランド》を出すと言う展開をするので大量の全体除去が無ければ大丈夫と言える。
>《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》
・《聖トラフトの霊》を守りつつ天使トークンでダメージを与えられる。
クロックの多く無い相手にはこの流れは相当強いのだが、「ナヤ」のようにクロックの多い相手はこれでクロックを刻んでも後が続かない。そのため結局押し込まれたことが何度かある。
・瞬速を持つため《マナ漏出》や《蒸気の絡みつき》と相性が良い。
しかし《マナ漏出》が環境的に弱く「ナヤ」や「ゾンビ」相手に構えているようでは勝つのは難しい(既にクロックがある状態且つ《魂の洞窟》が出ないという条件が必要なのでリスクが高いため)。
・瞬速を持つためそもそも全体除去に耐性がある。
単体のクロックでは少々物足りないが全体除去を連発するような相手は遅いので大丈夫だろう。
・白マナが必要。
「青白デルバー」は基本的に単色に近いデッキでありそうそう事故を起こさないが稀に白マナの供給が出来ない場合もある。一時期土地を多めにするのが流行ったのはそのため。
・マナが潤沢にあれば瞬唱を使い回せる。
ただし土地19では出来ることはあまり無いように思える。自分が回した感じでは大抵土地が4枚で止まってしまったからだ。
と、こんな感じだろう。結局役割が大きく違うので優劣付けるのは困難と言える。
そのため、どちらが良いのかは同じような記事を書いている”生き残った男の子”との議論の末、メタ次第で変えるのが1番良いだろうと言う結論にした。
だがここでHAPPYMTGから現在のメタゲームを見てみよう。それによると今現在のメタゲームは
「青白デルバー」
「ゾンビ」
「ナヤ殻」
「ケッシグ」
となっている。「ゾンビ」については下の記事を参照してもらうとして、トップメタが「青白デルバー」であり「青白デルバー」>「ケッシグ」である以上、やはり「《空召喚士ターランド》型青白デルバー」に分があるのではないだろうかと自分は考えている。
___________________________
さて上で述べた通り対「ゾンビ」の話をしようと思う。
ここで「《修復の天使》型青白デルバー」と「《空召喚士ターランド》型青白デルバー」どちらが良いのか優劣の付けるには「《修復の天使》型青白デルバー」VS「ゾンビ」の経験値が不足しているため多くを語ることは出来ない。
しかし自分としては「《空召喚士ターランド》型青白デルバー」に分があるように思う。
何故なら《空召喚士ターランド》を出せたゲームは負けた場合もワンチャン作れた物ばかりだったからだ。
対「ゾンビ」において(というか最近のビート全般はどれも強力な継戦クロックを有するのでそれらもだが)グダったら押し込まれてしまう。つまり「青白デルバー」側に出来ることはなるべく早いターンに強力なクロックを叩き込むことだろう。
それらビートの中でも特に「ゾンビ」はそれが顕著で「ゾンビ」はブロッカーを用意できないため押しに弱く、こちらが攻めに回ることこそ攻略への道ではなかろうか。つまり《修復の天使》で構えるより《空召喚士ターランド》の圧倒的クロックの方が良いのではないかと思う。
もっとも前述のように経験が不足しているので東京に戻ったら早速「ゾンビ」使いを拉致して試してみようと企んでいる。
___________________________
そろそろもう1つの議題である「青白デルバー」のサイドボードにはリークと否認どちらが良いのかという考察に移ろう。
LSVが言うには用途が狭くとも特定の相手に対して強力で柔軟なカードをサイドに取ることが重要らしい。
それに則るならばサイドボードとしては《否認》の方が良いと言うことになる。
しかしそれで片づけるのはあまりにもお粗末なのでもう少し掘り下げていこう。
まずサイドからカウンターを増量するマッチアップを挙げてみよう。
・マナランプ系デッキ
・コントロール
主にこの2つだろう。とは言ってもその範囲はかなり広くこれではメタのしようがない。そのためHAPPYMTGより過去1週間のランプ系・コントロールデッキを抜き出してみた。
2:黒単コントロール(1つは《交易所》入りで全除去6枚、もう1つは《倦怠の宝珠》入り全除去は4枚)
5:ランプ系デック(ナヤが3で全除去は平均5.2枚、インテットカラー(t青)が2で全除去は平均5枚。全てのリストに《スラーグ牙》が入っている)
1:テゼレットコントロール(全除去は4枚《漸増爆弾》2《死の支配の呪い》2。メイン《虚無の呪文爆弾》4)
1:ソーラーフレア(全除去は3、《未練ある魂》3、《大修道士、エリシュ・ノーン》1)
となっているようだ。
これらのデッキの中で最もカウンターしたい物は何だろうか。言い換えると何が負ける原因足り得るだろうか。
《スラーグ牙》?それとも全除去?
自分としてはやはり全体除去ではないかと思う。クロックさえ残っていれば常に勝てるチャンスはあるはずだ。
では逆に《マナ漏出》でないとカウンター出来ない致命的なものは何だろうか?自分は以前は《真面目な身代わり》をカウンターしたいと思っていたが《原始のタイタン》や《スラーグ牙》が出てもクロックが残っていれば勝つことは出来ると感じたのでこれはカウンターしなくても良いと思うようになった。
それならば他にカウンターしたいものとなるとやはり《修復の天使》と《幻影の像》、《ファイレクシアの変形者》だろうか。
しかしそのどれもがマナコストが軽い。特に後者2つは《聖トラフトの霊》の返しに出されるためカウンターを構えるなら5マナ必要であり、そうなるとケアされる可能性も高い。
《修復の天使》はそれとは違うがナヤと違ってランプ系デックで運用されるため《マナ漏出》をケアするのは比較的容易である。これは《スラーグ牙》にも通ずるところがあるだろう。
またナヤケッシグに良く採用されている《終末》のことも忘れてはならない。これが奇跡を起こすと《マナ漏出》でカウンターするのはほぼ不可能だろう。
これらの点を考えると《否認》が勝っているように見える。
しかし《否認》は《変異原性の成長》や《信仰の盾》と役割が被っている部分がある。
だがそれらのカードでも《終末》からクロックを守ることは出来なく、《空召喚士ターランド》で生成したトークンも守ることが出来ない。
またナヤケッシグも増えているようだし《否認》にするのが良いのではと言うのが現在の自分の結論だ。
http://mxsxshx.diarynote.jp/201208160804228922/
他にも手持ちのデッキについて解説記事を書いてくれる方がいればより相互理解が進んで良いと思うのだけどそういう方はいないのだろうか。
さて内容の方だけど、どちらかと言うと《空召喚士ターランド》擁護の姿勢を取っているので天使ちゃん大好きな方は読まないことを進める。
ではまずそれぞれの特徴を列挙してみよう。
>《空召喚士ターランド/Talrand, Sky Summoner(M13)》
・同系において対処手段が限られるためクロック量の差で有利。
「《蒸気の絡みつき》でテンポを取られる」とよく言われるけど《空召喚士ターランド》が解決した後に優先権を持っているのはこちらなので《ギタクシア派の調査》や余ったマナで1体はトークンを出すことが出来る。
・デッキ構築の幅が狭くなる。
これはスペルの枚数のこと。とは言っても《秘密を掘り下げる者》を積んでいる時点である程度縛られるから大した問題でも無いと言える。ただサイド後にスペルの枚数が20枚以下にならないように注意しないといけないことと、たまに見かけるが《ギタクシア派の調査》を3枚とかにし難いって点(《空召喚士ターランド》の性質上ドロースペルを削ると弱くなる点)はある。
・《忌むべき者のかがり火》や全体除去に耐性が無い
これは素撃ちの場合の話だ。奇跡で撃たれる場合は大抵《修復の天使》であっても生き残らないし、もし生き残ってもブロッカーにはならないからそれほど違いは無いだろう。
もっともクロックが残るかそうでないかの違いはかなり大きいとも言える。
しかし耐性が無いと言っても《ギタクシア派の調査》でハンドは見れるし、その後トップされた場合は大抵即撃たれる(《秘密を掘り下げる者》や《聖トラフトの霊》が居れば《空召喚士ターランド》は展開しないことが多いため)か赤マナが出ないって状況だから皆が懸念する程では無いと考えている。
それでも十分問題ではあると思うが。
一方、全体除去の場合は《忌むべき者のかがり火》とは話が違っていて、それらを積んでいるデッキの場合はクロックが少ないから《秘密を掘り下げる者》や《聖トラフトの霊》を展開して除去られなければそのまま殴り勝ち、除去られたら《空召喚士ターランド》を出すと言う展開をするので大量の全体除去が無ければ大丈夫と言える。
>《修復の天使/Restoration Angel(AVR)》
・《聖トラフトの霊》を守りつつ天使トークンでダメージを与えられる。
クロックの多く無い相手にはこの流れは相当強いのだが、「ナヤ」のようにクロックの多い相手はこれでクロックを刻んでも後が続かない。そのため結局押し込まれたことが何度かある。
・瞬速を持つため《マナ漏出》や《蒸気の絡みつき》と相性が良い。
しかし《マナ漏出》が環境的に弱く「ナヤ」や「ゾンビ」相手に構えているようでは勝つのは難しい(既にクロックがある状態且つ《魂の洞窟》が出ないという条件が必要なのでリスクが高いため)。
・瞬速を持つためそもそも全体除去に耐性がある。
単体のクロックでは少々物足りないが全体除去を連発するような相手は遅いので大丈夫だろう。
・白マナが必要。
「青白デルバー」は基本的に単色に近いデッキでありそうそう事故を起こさないが稀に白マナの供給が出来ない場合もある。一時期土地を多めにするのが流行ったのはそのため。
・マナが潤沢にあれば瞬唱を使い回せる。
ただし土地19では出来ることはあまり無いように思える。自分が回した感じでは大抵土地が4枚で止まってしまったからだ。
と、こんな感じだろう。結局役割が大きく違うので優劣付けるのは困難と言える。
そのため、どちらが良いのかは同じような記事を書いている”生き残った男の子”との議論の末、メタ次第で変えるのが1番良いだろうと言う結論にした。
だがここでHAPPYMTGから現在のメタゲームを見てみよう。それによると今現在のメタゲームは
「青白デルバー」
「ゾンビ」
「ナヤ殻」
「ケッシグ」
となっている。「ゾンビ」については下の記事を参照してもらうとして、トップメタが「青白デルバー」であり「青白デルバー」>「ケッシグ」である以上、やはり「《空召喚士ターランド》型青白デルバー」に分があるのではないだろうかと自分は考えている。
___________________________
さて上で述べた通り対「ゾンビ」の話をしようと思う。
ここで「《修復の天使》型青白デルバー」と「《空召喚士ターランド》型青白デルバー」どちらが良いのか優劣の付けるには「《修復の天使》型青白デルバー」VS「ゾンビ」の経験値が不足しているため多くを語ることは出来ない。
しかし自分としては「《空召喚士ターランド》型青白デルバー」に分があるように思う。
何故なら《空召喚士ターランド》を出せたゲームは負けた場合もワンチャン作れた物ばかりだったからだ。
対「ゾンビ」において(というか最近のビート全般はどれも強力な継戦クロックを有するのでそれらもだが)グダったら押し込まれてしまう。つまり「青白デルバー」側に出来ることはなるべく早いターンに強力なクロックを叩き込むことだろう。
それらビートの中でも特に「ゾンビ」はそれが顕著で「ゾンビ」はブロッカーを用意できないため押しに弱く、こちらが攻めに回ることこそ攻略への道ではなかろうか。つまり《修復の天使》で構えるより《空召喚士ターランド》の圧倒的クロックの方が良いのではないかと思う。
もっとも前述のように経験が不足しているので東京に戻ったら早速「ゾンビ」使いを拉致して試してみようと企んでいる。
___________________________
そろそろもう1つの議題である「青白デルバー」のサイドボードにはリークと否認どちらが良いのかという考察に移ろう。
LSVが言うには用途が狭くとも特定の相手に対して強力で柔軟なカードをサイドに取ることが重要らしい。
それに則るならばサイドボードとしては《否認》の方が良いと言うことになる。
しかしそれで片づけるのはあまりにもお粗末なのでもう少し掘り下げていこう。
まずサイドからカウンターを増量するマッチアップを挙げてみよう。
・マナランプ系デッキ
・コントロール
主にこの2つだろう。とは言ってもその範囲はかなり広くこれではメタのしようがない。そのためHAPPYMTGより過去1週間のランプ系・コントロールデッキを抜き出してみた。
2:黒単コントロール(1つは《交易所》入りで全除去6枚、もう1つは《倦怠の宝珠》入り全除去は4枚)
5:ランプ系デック(ナヤが3で全除去は平均5.2枚、インテットカラー(t青)が2で全除去は平均5枚。全てのリストに《スラーグ牙》が入っている)
1:テゼレットコントロール(全除去は4枚《漸増爆弾》2《死の支配の呪い》2。メイン《虚無の呪文爆弾》4)
1:ソーラーフレア(全除去は3、《未練ある魂》3、《大修道士、エリシュ・ノーン》1)
となっているようだ。
これらのデッキの中で最もカウンターしたい物は何だろうか。言い換えると何が負ける原因足り得るだろうか。
《スラーグ牙》?それとも全除去?
自分としてはやはり全体除去ではないかと思う。クロックさえ残っていれば常に勝てるチャンスはあるはずだ。
では逆に《マナ漏出》でないとカウンター出来ない致命的なものは何だろうか?自分は以前は《真面目な身代わり》をカウンターしたいと思っていたが《原始のタイタン》や《スラーグ牙》が出てもクロックが残っていれば勝つことは出来ると感じたのでこれはカウンターしなくても良いと思うようになった。
それならば他にカウンターしたいものとなるとやはり《修復の天使》と《幻影の像》、《ファイレクシアの変形者》だろうか。
しかしそのどれもがマナコストが軽い。特に後者2つは《聖トラフトの霊》の返しに出されるためカウンターを構えるなら5マナ必要であり、そうなるとケアされる可能性も高い。
《修復の天使》はそれとは違うがナヤと違ってランプ系デックで運用されるため《マナ漏出》をケアするのは比較的容易である。これは《スラーグ牙》にも通ずるところがあるだろう。
またナヤケッシグに良く採用されている《終末》のことも忘れてはならない。これが奇跡を起こすと《マナ漏出》でカウンターするのはほぼ不可能だろう。
これらの点を考えると《否認》が勝っているように見える。
しかし《否認》は《変異原性の成長》や《信仰の盾》と役割が被っている部分がある。
だがそれらのカードでも《終末》からクロックを守ることは出来なく、《空召喚士ターランド》で生成したトークンも守ることが出来ない。
またナヤケッシグも増えているようだし《否認》にするのが良いのではと言うのが現在の自分の結論だ。
コメント
mxxxxhhさんとこで何故か「名前を言ってはいけないあの人」って呼ばれてたから乗っただけ!www
多分明日くらいには戻ってるよw
むらまっちゃんほんとごめん。むらまっちゃんほんとごめん。大事な事なので2回言いましたよ。
それより早く名前を”生き残った男の子”に変えよう!じゃないと俺がただの痛い人になっちゃうw